新着順:80/496 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

風のズボン

 投稿者:mokki  投稿日:2009年10月29日(木)04時16分38秒
  通報 編集済
   加古川の翁は、寝ておったのか「起きなっ!」って言われて起きてきたのか、相変わらずの健筆健写で楽しませてもらっております。

 terraさんもAAさんも、両手どころか前も後ろも花に囲まれて、ハナハダ結構な人生です。
「花の街」の「の」を取るとどうなるとか、またAAさんの挑発にうっかり乗って、どうせあれでしょ、白秋の歌なる枳殻の熟れた「金の玉」とか、NHKの朝ドラでやっている「ウェルかめ」の「亀の頭」とか、ラララ紅い花束の「春の歌」から「の」を取ったらどうなるって、そういう類のAA好みで mokki 苦手の話になりそうなので、遠慮しておりました。

 2、3日まえは加古川からの風のリボンが寒かったのか、風邪を引きそうになって冬ズボンを出しました。色気ないけど「風のズボン」です。
 その「起きなっ!」さんからご下問ありました『坂の上の雲』に関する出版は、ご案内したつもりでおりましたが、すでに今年の春ころ関西大学教授・谷沢永一氏に『「坂の上の雲」を読む』(幻冬舎)を書いてもらっております。

 この手の本はたくさん出ていますが、谷沢氏の取材中に、『坂の上の雲』なんか自分としてはとっくに読んでしたし、よく知っていたはずなのに、話を聞くにつれ、「おれはこの本のどこを読んでいたのだ」と思い知らされる場面がしばしばあり、『読んでるようで読んでない「坂の上の雲」』(ちょっと長いですが)というタイトルにしたかったのです。
 しかし、出版社としては氏のほかの「〜を読む」シリーズが売れているので、それに合わせたいということになり、このおとなしいタイトルになってしまいました。

 この本に限らず、若いころ読んでいて知ったつもりになっている名作・古典などを、この題名でもういちど見直したいと、先週、大阪で谷沢氏に話したら、「うん、おもしろい、できるね」と言ってくれました。『読んでるようで読んでない夏目漱石』『読んでるようで読んでない太宰治』『読んでるようで読んでない芥川龍之介』あたりからやりたいですね。

 そういえば『源氏物語』が好きだという女性に聞いたら、「明石がえり」といって、たいていそのあたりまででやめてしまう人が多く、ちゃんと読んでいないといいますから、『読んでるようで読んでない源氏物語』もアリかも。

 司馬遼太郎は、作品ごとにやってもいいくらい愛読者がいますが、『坂の上の雲』以外にはどうでしょう。また『竜馬がゆく』になってしまうのでしょうか。

 評論家・川本三郎氏が、「これを読むのは日本男子の嗜み」と言って「一平二太郎」、藤沢周平、司馬遼太郎、池波正太郎をあげていたことを最近知りましたが、これはたまたま例の恥ずかしながらの拙著『男の嗜み』にも取り上げた3人でした。
 一説によれば「一平二太郎、三、四がなくて周五郎」とも言うそうです。

 ついでに龍馬(伝)ものの予定を列記します。いずれも著者は原口泉先生です。
 まあ小生の立場では、版元に対して偉そうなことは言えた義理ではありませんが、よくもここまでやるぞというところでしょうか。
『世界で一番感動的な龍馬の手紙』(三笠書房)12月の予定。
『龍馬地図』(海竜社)来年1月の予定
『龍馬の夢を叶えた男 岩崎弥太郎』(KKベストセラーズ)来年2月の予定。
『龍馬が愛した四人目の女』(幻冬舎)来年4月ころの予定。
 
》記事一覧表示

新着順:80/496 《前のページ | 次のページ》
/496