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カレンダー同人の皆々様。
速かったー、この6月。慌しくあたふたと日を送っているうち、気がついたら月末でした。
こんなに月日のたつのが速いと、老い先短い身としては慌てないではいられません。
先日、故郷の飯田にいる弟がビデオテープの整理をしていて、なぜか、1980年代に
私が8ミリビデオで撮った映像が出てきたと、DVDにコピーして送ってくれました。
そこにはまだ幼かったわが子の姿といっしょに、壮年の元気や輝きを発散する
義兄たち姉たちも写っています。その義兄はいま脳梗塞の後遺症で言語不明晰、
嚥下障害などで苦しみ、その看護をする姉も軽い脳出血で不自由な体、
もう一人の姉も何かと体調不良で、先日退院したばかりのやつれが目立ちます。
周囲も認める口達者だった義兄や、
いつも明るく笑いさざめき歌声がたえなかった姉たちの姿が、
昨日のように画面を行き来するのを見ると、現状との落差がなんとも痛ましく、
悲しくなってきます。
「終わりよければすべてよし」とよく言いますが、人生の終盤はなかなかそうはいかない、
誰でも老いれば衰え、病を持ち不自由や苦痛や悩みを抱えながら残された日々を送る、
そんな現実が待っています。
悠々と元気に毎日を楽しみながら人生を終える幸せな人も、
いないわけではありませんが、みながみなそういうわけにはいきません。
そう考えると、元気なうちの人生を、明日のための犠牲にしながら我慢辛抱の
毎日を送るのは、あまりにももったいないことだと思えてきました。
今を犠牲に無理をして稼いだり、倹約これ努めたりして、この先のため、
よりより人生の終盤、幸せ一杯の幕引きを願っているうちに、
突然その終盤が目の前に迫り、我慢辛抱、苦労のまま、
悔いを残して人生が終わってしまうこともありうるからです。
やはり人生の現実は、幸せ一杯の幕引きを願うより、いくら苦しい終盤がきても、
そこにいたる日々の中には目一杯楽しんだ輝かしい日々があったという事実が、
ひじょうに大切になるような気がしてきました。
「よかった過去の思い出に生きるなんて情けない」と今までは思っていましたが、
いい思い出をできるだけたくさんつくる、このことが「終わりよければ」を願いながらも、
必ずしもそうはいかない人生には大事なことなのではないか。
そう思えてきたのです。
逆に言えば人生は、終わりがよければすべてがいいわけではない、
終わりにいたる人生のプロセスの総和、トータルで幸せを測ったほうが、
より現実的なのではないかということです。
こう考えれば、いくら悲惨な晩年を迎えなくてはならなくても、
それまでの人生にいくつもたくさんな幸せな時代があったことで、
その人の人生は総和としていい人生だったと安堵できるでしょう。
病気や障害や衰えで身体的には辛い晩年でも、
精神的には「これでよかった、いいことが多かった俺の私の人生」、
裕次郎の歌ではありませんが、「わが人生に悔いなし」と、
安らかで満ち足りた人生の終盤を迎えられるでしょう。
若いうちはもちろんですが、熟年を迎えたらさらに、元気な年月をできるだけ楽しむこと、
いま与えられている健康と自由を思い切り享受しておかないと、ある日突然それが
享受するどころ手の届かないところに去ってしまう恐れがあります。
なんて、まだ若いと思っていらっしゃる皆さんにはお門違いのことを書いてしまいましたが、
生きていく苦労の中で、お仕事に家のことお子さんのことやりくりのこと、
いろいろあるでしょうがせいぜい若さと生気あふれる時代を十分に楽しまれることを、
余計なお世話ですがお祈りします。
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北海道の風景シリーズ 今月の壁紙を更新しました。
7月の壁紙は『根室海峡 シャチ』
撮影は、ファウラの連載付録2007年カレンダー「北海道野生の息吹」でお馴染みの、
北海道の写真家 野口純一さんです。
この壁紙で、あなたに「ホッ」を届けられましたら幸いです♪
店長:加藤敏明
※根室海峡(ねむろかいきょう)のシャチ…
ニシンの漁場を荒らす害獣とされていたシャチですが、戦後の乱獲で、北海道近海ではほとんど見られなくなりました。近年では春から夏にかけて見られるそうです。船で移動中、運がよければ出会えるかもしれません。
7月のカレンダー(壁紙にするには、下線をクリックして開いた画像上で右クリック「背景に設定」を選ぶ)
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