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  1. 足あと帳(0)
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(無題)

 投稿者:ゆかり  投稿日:2013年 2月23日(土)10時17分49秒 115-37-233-214.shizuoka1.commufa.jp
返信・引用
  コツ…コツ…コツ…



足音は次第に消えていった。

安全を確認し、ぷはぁっと息を吐く。


「…行った?」

「うん、行った」

「みんな……どこに居るんだろ。大丈夫かなぁ」


あずさが心配そうに言う。


「今は、自分のことを考えようよ」


私はあずさに…自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
 
 

(無題)

 投稿者:ゆかり  投稿日:2013年 2月23日(土)10時15分56秒 115-37-233-214.shizuoka1.commufa.jp
返信・引用
  コツコツコツ…


足音が大きくなってくる。

イヤだ、イヤだ、イヤだイヤだイヤだイヤだぁ!!!


絶対捕まるもんか。すぅっと息を吸って息を止めた。

ここで、息をしたら………捕まる。



あずさも息を吸っていた。



コツコツコツ…



私達の真後ろを歩いている担任。


目をつむって、耐えていた。


 

2

 投稿者:ゆかり  投稿日:2013年 2月10日(日)09時34分13秒 115-37-23-180.shizuoka1.commufa.jp
返信・引用
  いや、そんなわけない。

でも私の顔から血の気が引いていくのが分かる。

あずさも私が考えていたのと同じなのか、顔は青くなっていた。




…――ことのはじまりはついさっき。


2年A組のクラスメート全員が学校にぽつんと残された。

なぜかというと、先生が「今日、キミ等は残ってくれ。勿論全員だ。無断で帰ったら…どうなるか分かってるだろうな」とにやりと笑った。

多分、みんなの背中はぞくりと寒気が走っただろう。



そう、この学校では全クラス交代ごとに、「スクールダンジョンゲーム」がある。
代々伝わるゲームで、まぁ、脱出ゲームのようなものだ。


設定は、自分の担任が殺人鬼となる。その殺人鬼から逃れる為に、生徒は必死となって逃げるのだ。

捕まったら……その先は言いがたい。

捕まった生徒は、拷問室へ連れて行かれ地獄のような拷問をうける。



なぜそのようなことをするのか。目的は分からない。


なのになぜ、生徒は…生徒の親はここに入学させようとするのか。



多分、大半の親はこういうだろう。


「だって、この学校は指折りの私立の学校の中で、トップに輝く学校なんですよぉ。勉強も丁寧に教えて

くださるということで、成績アップは間違いないですよね…」


と笑った。これは本当の親の意見ではない。生徒の親たちは、学校から約70万~100万円の金をもらい、

このことを言わせられているのだ。


こんな幸せなことに親は、文句も何も言わない。ゲームだかなんだか知らないけど、頑張ってきなさい。

としか言わないのだ。




 

1

 投稿者:ゆかり  投稿日:2013年 2月10日(日)09時21分31秒 115-37-23-180.shizuoka1.commufa.jp
返信・引用
  コツコツコツ…

ひんやりとした廊下に足音が響く。静かだから余計大きく聞こえる。
あれから何分経っただろう。もしかして1時間以上経っているかもしれない。

私は怖くなり、あずさの手をぎゅっと握った。
「どうしたの?」
「怖い……ハァ」
だんだん息苦しくなってくる。それは、この建物の酸素がなくなっていくからだ。

アイツは、酸素をなくし意識が薄れていく中、死ぬという現実に目を向けたくない私達を見ながらうすら笑うんだよ。

怖い、怖い怖い。

私は全身に寒気が走るのが分かった。


コツコツコツ…

足音が大きくなってきている!!
私達の居場所…バレたのか…?

私は小さく深呼吸をして、気持ちを落ち着かせた。
 

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